Vision 藤野貴教の想い

働きごこち研究所代表 藤野貴教が語る、
少し先の未来と自身の想い。
採用活動と企業の変化を見つめてきた、
その目に映る明日とは。

  • VISION#001 採用コンサルティング
  • VISION#002 ワークスタイルクリエイション
  • VISION#003 次世代のリーダー教育

VISION#001

採用コンサルティング

日本の採用活動の課題ってなんだと思いますか?よく耳にするのは、「毎年同じことの繰り返しでつまらない」という企業の声と、「ありのままの自分を出せる仕組みではない気がする」といった学生の意見です。でも、すでに15年以上、採用活動の基本的な仕組みは変わっていないんですね。

そうしたなか、働きごこち研究所では、採用活動をおもしろく楽しくする取り組みに挑んできました。代表的な事業のひとつ「仕事体感ワーク」では、従来の採用活動のように企業側が一方的に説明を行うのではなく、企業と学生たちが密に関わり合いながら互いの理解を深めるための採用活動を提案しています。学生にとっては、ディスカッションやグループワークを通じてその企業の事業内容や仕事、魅力を知ったうえで志望できる点が一般的な採用活動との大きな違い。その会社の事業、仕事、そして風土というものを、ただ話を一方的に聞くのではなく、学生が自分の頭で考え、気づき、発見し、理解していく「体感型ワーク」と呼ばれるプログラムを用意し、説明会やインターンシップなど採用のプロセスに導入しています。

その結果、学生はその会社の事業や風土を理解できるだけじゃなく、その場そのものが楽しい、ワクワクするという感覚を得ることによって、この会社で働いた 楽しそうだという感性的な喜びを得ることができ、それが結果としてその会社の志望度向上に結びつくプログラムになっています。仕事体感ワークはその企業の魅力を最大限に引き出すことが大切だと思っているので、パッケージング化されたものを用意しているわけではなく、すべてオーダーメイドでつくっています。

最近は、人工知能(AI)によるイノベーションにも事業注力しています。2000年にリクナビが生まれて以来、インターネット上で学生が応募し、それをデータベースで管理しマイページでコミュニケーションをとる採用活動の仕組みは、15年間技術的なイノベーションが起きていませんでした。そうした採用活動に非効率を感じながらも、去年やったことだから今年もという思いで、慣例として続けられている企業も少なくありません。

いま現在、人工知能は採用活動に活用できると聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、採用活動を支援するAIが実現すれば、大量のエントリーデータからのマッチングを、極めて効率的に行うことができます。そうして浮いた時間で、採用担当者は学生と会い、相互理解を深めるというコアな時間に集中できるようになります。単純なデータマッチング、スペックマッチングは人工知能がやったほうが速いし、正確であることはすでに証明されはじめていますし、それだけでなく「人間同士のマッチングでは成し得なかった、今までになかった出会い」を、人工知能が生みだしていく未来も想像できます。ツイッターやブログの書き込みを人工知能が機械学習し、「あなたの企業に合う人材」を自動的に見つけてきてくれるかもしれない、そんな未来です。テクノロジーが生み出す未来を現実化するために、働きごこち研究所では、採用活動における人工知能の可能性について専門家たちと研究を進めています。

[詳しくはこちらの記事から:人工知能の進化が生み出す、2025年の採用活動とは]
http://dairiku-soken.jp/opinion/1007.html
http://dairiku-soken.jp/opinion/1072.html

仕事体感ワークと
人工知能が
未来の採用活動を
変えていく

VISION#002

ワークスタイルクリエイション

日本では長年、筋道立てて考え問題解決へと導く能力が評価されてきましたが、僕は、そうした価値観は少しずつ変わってきていると感じています。物事をロジカルに捉える力、いわゆる左脳的な考え方はもちろん大切なんですが、何が正解かわからないこれからの時代に求められるのは人間的な直観・感性や創造性といった右脳的な能力であると、僕は考えています。

今の組織の根本は、実は数十年前から変わっていません。ロジックが立つ人や弁が立つ人が高い評価を受けるとともにその人ばかりに光が当たり、直感から生まれる思いつきで話す人や感情を大事にする人を高く評価する企業の数はとても少ない。

近年、組織のイノベーションにはそうした直感的な能力が欠かせないと言われていますが、たとえ企業の中に新しい才能、右脳的な考え方や優れた感性を持っている人がいても、光が当たらない状況下ではイノベーションが起きるはずがありません。組織を未来に向かって進化させていくためには右脳や感性がある人を発見し、その人たちが働きごこちがよく働ける仕組みをつくり、適切な評価を受けられる環境をつくること。組織全体の左脳と右脳、論理と感性のバランスを整えていくということが、組織開発をするうえで僕がいちばん大切にしていることです。

僕は、テクノロジーとともに生きるのが人間のこれからのあり方だと思っています。この20年間でインターネットが当たり前になり、モバイルでのコミュニケーションが浸透したことで場所にとらわれない働き方が可能になるなど、僕たちのワークスタイル、組織のあり方は大きく変化してきました。

この20年間のテクノロジーの進化とわたしたちの環境の変化を振り返るとともに、じゃあこれからの20年間に向けてどんなテクノロジーが僕たちの働き方や組織のあり方に変化を与えるのかを僕たちは考えていかなきゃいけない。そのヒントのひとつが、人工知能です。人工知能がプロ棋士を倒したニュースからもわかるように、頭の良さという観点で人間を凌駕する未来は、すでに現実化しています。人工知能の進化によって、決められたオペレーションを効率よくこなす仕事は、ロボットや機械にどんどん置き換わっています。

そう聞くと、「テクノロジーが人間の仕事を奪う」と言う人もいますが、僕は「テクノロジーの進化は、人間が人間らしい働き方を取り戻すチャンス」だと思っているんです。一定の作業を繰り返す単純作業だけでなく、データ分析や未来予測などこれまで専門家にしかできなかった分野にもテクノロジーは進出しています。そうした現状を踏まえて僕たちが今考えなければならないのは、「これから人間はなにをすべきなのか」ということです。左脳や論理で勝負をしても人間は人工知能に勝てない時代がすぐそばにあるとすれば、人間は何を強化すべきか。答えは僕の中では明確で、私たち人間は、心や感性、そして創造性というところに特化していくでしょう。こうした背景を説き、テクノロジーの現状とこれからの未来について考える意義と重要性をもっと多くの人に伝えていくことも、僕の役割のひとつだと考えています。

また、僕はずいぶん前から、組織で働く人たちの「関係性」がパフォーマンスや生み出す結果を左右する大きな要素だと言い続けてきました。Googleが手がけた「アリストテレス・プロジェクト」を知っていますか?このプロジェクトでは、従業員が自分を偽らずに働くことができる環境、従業員同士が共感・理解しあえる環境が企業のクリエイティビティ向上に役立つことがわかりました。これを機に、組織がパフォーマンスを上げるためには安心・安全な職場環境が大切だという考え方がもっと普及してほしいと思っています。

このために、私たちはアービンジャー・インスティテュートの「箱」の考え方を企業にインストールすることで、組織に安心・安全な場を作り出すことに取り組んでいます。専任ファシリテーターが行う「箱セミナー」は、一人ひとりの心の価値を高めるためのアプローチを行い、組織に「心の価値」という概念を共通言語化させていきます。そのことで一人ひとりの創造性や感性が引き出され、それが、組織の働きごこちの向上とイノベーションへと繋がっていくのです。

働きごこち研究所では、「個人の考え方の未来シフト」「テクノロジーの進化」「関係性に価値を感じる職場づくり」の3方向から、新しいワークスタイルをこれからも提案し続けていきます。

イノベーションが
生まれる環境
テクノロジーが
叶える働き方

VISION#003

次世代のリーダー教育

これからの時代を担うリーダーは、自然体で周囲を惹きつける魅力を持つ人材だと僕は思っています。リーダーとしての成長のためには、経営戦略・マーケティング・ファイナンスといったMBA的知識も不可欠です。だけれども、それだけで優秀なリーダーになれるというわけではないんですね。働きごこち研究所のリーダー研修は、主体的な選択によって自分自身を未来へと導いていく力「セルフリーダーシップ」を育み、個々人がもともと持っている自然体の魅力をさらに磨くことを目的としています。

セルフリーダーシップを養うために僕たちが提案しているのは、心の価値と身体性にアプローチするプログラムです。例えば、自身のカラダと心に向き合うトレーニングや自然に触れ合うワークでは、現代人が忘れている感性と身体性を取り戻し、インスピレーションやアイデアが湧きやすい状態に導きます。もちろん経営戦略やマーケティングなどビジネスのフレームワークを学ぶ研修もたくさん担当しているのですが、それらのプログラムにおいても、直感的に学び、楽しんで身につけられるよう、各ジャンルのプロフェッショナルの意見を仰ぎながら、新プログラムの創案に常に取り組んでいます。

心と身体性のアプローチに関しても、ただ研修して終わりではなく、心の価値や身体性が日常の働き方に浸透していくための継続的なサポートをしています。人間や組織には、どうしても元の場所に戻るという習性があるので、我々のチームが組織の中に入っていきながら、行きたい方向へ少しずつ変化できるよう継続的に支援をしていきます。

働きごこち研究所は、テクノロジーを活用した研修プログラムにもすでに着手しています。そもそも人工知能ってなにができるのか?ニュースでは耳にする機会も増えましたが、実情を知らない方は多いはず。ですからまずは人工知能の基礎知識のインプットを行い、人工知能の最先端について理解の場を設けます。

そうして得た知識をふまえて、現在行っている自分たちの仕事の仕方を見直し、最後は、実際に働き方をどう変えていくのか具体的に考えていきます。ただ考えるだけでなく、人工知能を活用した事業やプロダクトサービスアイデアを、実際に人工知能研究者や先端エンジニアとともにつくっていく(Think to Make!)ところまでを実践型トレーニングとして行います。人工知能について知るだけでなく、働き方が具体的に変わっていく、サービスが具体的に進化していくところまでお手伝いしていく、というのがこれまでの研修プログラムと圧倒的に違うところです。

加えて、次世代のリーダーが活躍するためには、企業側の考え方が未来方向にシフトしていくことも必要です。いまも多くの企業は左脳的な能力を重視していて、人事評価の基準もそれにのっとっているのが実情ですが、今までにないビジネスを生み出したり、既成概念にとらわれない組織をつくっていくためには、人間の身体性と心の価値を体感理解しており、左脳・右脳のバランスが取れたリーダーが不可欠です。働きごこち研究所は、次世代のリーダー育成を通じて企業の未来をよりよい方向へと導いていきます。

自然体の魅力を磨き、
次世代のリーダーに

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